日本サイド
福井 弘道
グループリーダー
中部大学 中部高等学術研究所 所長
杉田 暁
中部大学 国際GISセンター 准教授
柴崎 亮介
東京大学 空間情報科学研究センター 教授
宮崎 浩之
東京大学 空間情報科学研究センター 特任助教
秋山 祐樹
東京都市大学 建築都市デザイン学部 准教授
Manandhar Dinesh
東京大学 空間情報科学研究センター 特任准教授
タイサイド
Thanaruk Theeramunkong
グループリーダー
Thammasat University Professor
Apichon Witayangkurn
Asia Institute Technology Visiting Faculty
Teerayut Horanont
Thammasat University Assistant Professor
Nikorn Sutthisangiam
King Mongkut’s University of Technology North Bangkok Associate Professor
Kanokvate Tungpimolrut
NECTEC Deputy Director
バンコク全体において、都市の基盤となる土地利用や地形、インフラである道路ネットワークや建物情報、更にその上で活動する人の情報である各種交通プローブ情報やマイクロジオデータなどそれぞれの時空間情報を蓄積するシステムを構築します。各グループでの検討結果等のデータを集約し、シームレスな可視化を実現します。
本研究プロジェクトを遂行する上でで必要な基礎情報の入手可能性と経路を関係各機関に接触し検討します。また、どのような方法でデータの高次処理を行い、求める量に定量化・可視化するか、データの統合・共有のプラットフォームをどうするかを検討し、統合的可視化の枠組みとしてとりまとめます。
建物単位の人・世帯分布、店舗・事業所分布等を統計データや現地調査データ、地図情報等を統合し、ダウンスケーリングして推定・作成する方法論を確立し、スクンビット地区等を対象に適用、マイクロ・ジオデータを整備・可視化します。
タイのタクシー企業が保有するタクシープローブデータを整理・構造化して格納し、解析するシステムを開発、可視化を行います。また、NBTC(National Broadcasting and Telecommunication Commission)と連携し、基地局の位置情報と紐付けした100万人単位の携帯電話通話記録(CDRデータ)を利用することで、人々のモビリティを一層精度よく、かつ継続的に計測します。
個別居住者の時空間的なQOLを計測・評価するための基礎情報として、各個人のスマホ向けにアプリを開発し、行動履歴、行動スケジュール等を収集します。Google calendar等と連携することで、入力手間を極力省き、長期継続モニタリングを可能とします。
政策立案手法「スマート交通統合戦略手法」における意思決定・合意形成の支援に活用するための基盤として、研究題目1から3の成果データ、及び上記の各情報をデジタルアース上にマルチスケールかつシームレスに可視化し、共有します。