2022年1月26日
2021年7月21日、日本とタイのプロジェクトメンバーが2021年上半期の活動レビューと下半期の計画を報告するプログレスミーティングをオンライン開催しました。開会の挨拶で、プロジェクト・ダイレクタのタナルック教授(タマサート大)は、本プログレスミーティングを通じて各研究グループ間が情報共有し、グループ同志が生産的に協力するよう投げかけました。また、コロナ禍が活動進捗に影響する中、各メンバーが協力し合い全力を尽くしつつ活動を進めることを奨励しました。一方、日本側の研究代表者である林良嗣教授(中部大)からは、最終ゴールあるQOL向上と低炭素社会を実現するためのスマート交通戦略「スクンビット・モデル」を開発しタイ国へ提案する、というプロジェクト目標についてリマインドがありました。これを受け、メンバー全員は「スクンビット・モデル」とバンコク都の将来シナリオを開発するタスクフォース結成について合意し、2021年中に日タイのタスクメンバーがモデルのドラフトを作成することになりました。その後、各グループ代表から活動進捗と次期計画について報告がありました。閉会の挨拶で、JICA本部の事業担当者から、各グループがビジュアルを屈指し報告した、わかりやすいプレゼンテーションについて賞賛がありました。加えて、スマート交通戦略を政策関係者だけでなく、市民が理解できるよう発信するよう示唆がありました。